仕事>１００人に１００通りの接客術を使いこなせる店員

配属されたお店には全部で十五名ほどのスタッフが
いました。皆とても素直で真面目。それぞれが一生懸命取り組
んでいたので、古くて小さなお店でしたがそれなりに繁盛して
いました。
そこでどうやって「気を利かせたか」かをかいてゆきます。

１００人来たら１００通りの気を利かせるだけです。例えば、
高級車に乗ってスーツのポケットからブランド財布を出し、
支払いはゴールドカードの人。
会社のロゴ入りの車で営業に出かけるサラリーマン。
軽トラのおじいちゃん。
改造車をブンブンいわせながら入ってくるニッカポッカの
お兄さん。
おさらいですが、ドライバーの多くはあまりにハイレベルな接客
を期待して来店してきません。スタンドへの固定概念みたいな
ものです。なのでとても簡単です。

例えば仮に、最初の高級車のお客様へ、方膝ついて
「いらっしゃいませ。ご来店ありがとうございます。」
と言って、カードを返す時やサインを貰う時
「○○様、お待たせを致しました。伝票をご確認のうえ、お手数
ですがこちらにサインをお願い致します。」更に
「本日はご来店いただきありがとうございました。
どうぞお気を付けてお帰りくださいませ。」
少しおおげさかもしれませんが、この位の対応をしたとしましょう。